サピックスでも早稲田アカデミーでもなく、グノーブルを選んだ理由

中学受験

「グノーブル」という選択

新4年生の入学を見据え、どの塾にしようかと迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

我が家も、サピックスにするか、早稲田アカデミーにするか、地元の小規模塾にするか、かなり悩みながら、最終的にはグノーブルに決めました

  • 我が家の選択肢(サピックスか早稲田アカデミーか地元小規模塾か)
  • グノーブルってどんな塾
  • グノーブルに決めた決め手

最近、中学受験特集で話題に挙がることが多いグノーブルですが、意外と情報は少ないですよね

結論から言うと、グノーブルにして良かったと感じています

本記事が、少しでも皆様の塾選びの参考になれば、、、

 

我が家の選択肢

我が家の場合、徒歩圏内に早稲田アカデミー、日能研、地元小規模塾

電車に乗って隣町まで行けば、サピックス、グノーブル、四谷大塚があるという感じ

まずここで、どの程度の学校を目標とするかという最初にして最も重要な決断を迫られました

いわゆる難関校を目指さないのであれば、面倒見が良さそうで、同じ小学校の友達も通うことになるであろう地元小規模塾で十分と思いました

一方で、難関校を目指すのであれば、早稲田アカデミーサピックスの二択かと考えていました

 

もともと息子と接していて、知的好奇心は強い方だし、普段はやんちゃだけど、根はクソがつくほど真面目という性格だということは感じていたので、難関校を目指してやってみようという結論に

とういうことで、早稲田アカデミーサピックスを検討

まずは早稲田アカデミーの見学に、以下は良いなぁーっと思ったのですが、
・スパルタ教育で成績上がりそう
・自習室もあって家で勉強しろしろ言わなくてすみそうただ、ハチマキ締めて、エイエイオー!!を体現しているような先生の説明を聞いて、ちょっと我が家には合わないかなぁー

次にサピックス、圧倒的な実績と授業内容は面白そうで、やっぱり魅力的

でも、息子の友達にも何人かすでに通っているご家庭があったので、お話を聞いてみると、
・クラスが多くてテストのたびにクラス替えがあって心が落ち着かない
・クラス替えの度に担当の先生も変わるので、先生の顔と名前が一致しない(逆も然り)
・質問がしにくい

(上記は完全に我が家の主観です、悪しからず)

どちらも決め手に欠けるなぁっと思っていたところ、サピックスから独立したグノーブルという塾があるということを知りました

サピックスと同様のカリキュラムにも関わらず、設立して10年ほどということもあり、比較的少人数で、サピックスで懸念していたような頻繁なクラス替えはなく質問にもしっかりと付き合ってくれるとのこと、、、おっ、求めてた感じはここじゃない?ってことで入塾テスト&体験授業を申し込みました

グノーブルってどんな塾?

サピックスを創設した中核人物のお一人である中山伸幸氏が、方針の相違からサピックスを離れてグノーブルを立ち上げました

グノーブルの中学受験部門は、2013年度の立ち上げになりますが、わずか10年間で合格率という意味ではサピックスと肉薄した実績を出しています

設立当初、教務本部長についたのはサピックスの教務本部長だった眞田素氏だったため、グノーブルのカリキュラムはサピックスに酷似していると言われています

2023年の合格実績は以下です

サピックスとは人数が全く違うので、単純な人数の比較は全く参考になりませんが、男子の御三家および新御三家、特別枠の筑駒の2023年の合格率をみると(我が家は息子なので男子校のみでスミマセン)、開成や海城こそサピックスに軍配が上がりますが、武蔵および麻布ではグノーブルの方が高く駒場東邦や筑駒も同等の結果となっています

(この手の比較は、塾によって合格者や母数の定義が色々と異なるので慎重な解釈が必要ですが)

以上からも、合格実績はサピックスと同等かそれ以上ということが分かります

サピックス グノーブル
N=6730 N=577
開成 274 4.1% 13 2.3%
武蔵 61 0.9% 10 1.7%
麻布 197 2.9% 24 4.2%
海城 304 4.5% 17 2.9%
駒場東邦 170 2.5% 14 2.4%
巣鴨 273 4.1% 12 2.1%
筑駒 81 1.2% 7 1.2%

余談ですが、息子の在籍している2026年受験組のグノーブルの在籍者数は1000人を超えており、2023年のほぼ倍の人数になっていることが分かります、、、凄い増加率ですね!

 

グノーブルに決めた決め手

我が家がグノーブルに決めた決め手は、以下だったかなと思います

・サピックスに類似したカリキュラム
・圧倒的な合格実績
・適度な少人数(クラス替えが少ない、講師の顔が見える)
・質問しやすい環境
・小学5年生でも週2回の通塾頻度で、他の習い事を継続しやすい
この中でも、小学5年生でも週2回の通塾頻度というのは、グノーブルの特徴だと思います
サピックスは小学5年生になると週3回の通塾となりますので、ここは大きな違いです
ただし、グノーブルは、小学4年生では17時〜20時ですが、小学5年生では17時〜21時となります
この週2回というのは、他の習い事をしているお子さんにとっては魅力的なのでは?っと感じます
我が家も英語とプログラミング、運動系と色々と習い事をしており、できれば5年生でも継続したいと思っていますので、どこまで続けられるかは分かりませんが、塾が週2回であれば物理的には可能かなっと思っています

さいごに

グノーブルはサピックスから独立しただけあって、カリキュラムはサピックスに酷似合格実績もサピックスと同等あるいはそれ以上の結果を出しています

その上で、適度な少人数で、質問をし易い環境を備えた、面倒見の良い塾という印象で我が家はお世話になることを決めました

また小学5年生でも週2回の通塾頻度ということも決め手の一つでした

さて、実際に入ってみてどうだったのか?

入塾前の印象と同じだったのか、違ったのか?

次回は、この辺りを掘り下げてみたいと思います

 

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